近年、生態系や自然環境を考慮した造園設計・施工の重要性が高まっています。当社でもビオトープ室を設け、それらの調査設計に対応しています。
本来、日本での造園は自然環境に多くを学び、その姿を私たちの身近な空間に取り入れ、植栽や管理の手法などを、それぞれの植物の生活を研究することから確立してきました。自然に学び、その姿を再現していくという、この姿勢は、ビオトープの考え方に共通しています。
私たちと共に生きている全ての生き物に快適な生活環境を提供し、私たちの生活を快適にする造園技術、それがビオトープなのではないでしょうか。
公園や川や、里山を生命であふれる場にするお手伝いを、文吾林造園はさせていただきたいと考えています。
本来、日本での造園は自然環境に多くを学び、その姿を私たちの身近な空間に取り入れ、植栽や管理の手法などを、それぞれの植物の生活を研究することから確立してきました。自然に学び、その姿を再現していくという、この姿勢は、ビオトープの考え方に共通しています。
私たちと共に生きている全ての生き物に快適な生活環境を提供し、私たちの生活を快適にする造園技術、それがビオトープなのではないでしょうか。
公園や川や、里山を生命であふれる場にするお手伝いを、文吾林造園はさせていただきたいと考えています。
2005年9月15日アサギマダラ
昨日15日にあづみの公園の段々花畑に現れた「アサギマダラ」です。フジバカマの花に来ています。この蝶はあづみの公園のパンフレットの表紙に載っています。
アサギマダラは5月ごろ信州に飛来し、食草に産卵して増えるそうで、夏には高原のヨツバヒヨドリなどの花に群れています。秋になると南へと移動していきます。長距離を移動することで知られていて、長野県から沖縄まで飛んだ記録があるそうです。これらの調査は、蝶の羽にペンで放した場所や日付、放した人の名前などを書き込むことで行われます。再捕獲されれば、蝶の移動距離がわかります。あづみの公園でもイベントとして行われていて、14日にも放されたらしいのですが、15日に確認した蝶には書き込みはありませんでした。
ちなみに、アサギマダラを昨年秋、朝礼前に会社で見たことがありました。移動中のが通過していったようです。
アサギマダラは5月ごろ信州に飛来し、食草に産卵して増えるそうで、夏には高原のヨツバヒヨドリなどの花に群れています。秋になると南へと移動していきます。長距離を移動することで知られていて、長野県から沖縄まで飛んだ記録があるそうです。これらの調査は、蝶の羽にペンで放した場所や日付、放した人の名前などを書き込むことで行われます。再捕獲されれば、蝶の移動距離がわかります。あづみの公園でもイベントとして行われていて、14日にも放されたらしいのですが、15日に確認した蝶には書き込みはありませんでした。
ちなみに、アサギマダラを昨年秋、朝礼前に会社で見たことがありました。移動中のが通過していったようです。
by 田中裕二
チョウやトンボをみんなでよぼう!!
ビオトープアドバイザーの渡邊の丸秘画像(03.4.30の森)
エンレイソウ(延齢草)
エンレイソウ(延齢草)
別名:ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)
褐紫色の花をつけますが、本種は白い花をつける。
ユリ科ですので、内花被、外花被が3枚ずつあり、白いのは内花被で、外花被は緑色。
大きな3枚の葉が輪生しているのが特徴
褐紫色の花をつけますが、本種は白い花をつける。
ユリ科ですので、内花被、外花被が3枚ずつあり、白いのは内花被で、外花被は緑色。
大きな3枚の葉が輪生しているのが特徴
ハシリドコロ
誤って食すると幻覚症状を生じて、ところかまわず走り回るということからつけられた名前。
ドコロはオニドコロの根に似ているため。
花は鐘形で暗紅紫色、葉のつけ根に垂れ下がるように咲く。葉はおいしそうなみずみずしさを見せ山菜取りで間違われるが有毒なので要注意!
フクロウの雛
後2週間くらいで巣立ちを迎えます。
天竜川をビオトープとしてみる
天竜川堤防除草・養生工事に際して
天竜川の堤防で毎年行われている除草・養生工事。堤防の維持管理のみならず、周辺環境の維持や外来雑草の駆逐にも重点を置き当社は施工に当たって参りました。
昨年、平成14年度の施工に際しましては、天竜川学習館前旧堤防に生育するカラスウリを除草の対象とはせずに、保護育成するという方針を施工に当たる全作業員に徹底し、その他、保護に値する動植物には、細心の注意を払い施工しました。
保護すべき植物に対し、堤防などの人工的な環境にはいち早く、外来種が侵入します。重点的に駆除の対象となっているアレチウリのほか、オオブタクサ、最近ではムツオレガヤツリなど外来雑草の問題点や生態などを一人一人が考え、学ぶよい機会でもあったと思います。
近年、急速に失われていく固有の動植物種。それに反比例するように増加する外来種。このような状況を少しでも改善すべく、当社ビオトープ室では、調査・基本計画・実地設計・施工等、広範囲にわたり努力してまいります。
昨年、平成14年度の施工に際しましては、天竜川学習館前旧堤防に生育するカラスウリを除草の対象とはせずに、保護育成するという方針を施工に当たる全作業員に徹底し、その他、保護に値する動植物には、細心の注意を払い施工しました。
保護すべき植物に対し、堤防などの人工的な環境にはいち早く、外来種が侵入します。重点的に駆除の対象となっているアレチウリのほか、オオブタクサ、最近ではムツオレガヤツリなど外来雑草の問題点や生態などを一人一人が考え、学ぶよい機会でもあったと思います。
近年、急速に失われていく固有の動植物種。それに反比例するように増加する外来種。このような状況を少しでも改善すべく、当社ビオトープ室では、調査・基本計画・実地設計・施工等、広範囲にわたり努力してまいります。
ビオトープ調査、ケアに高所作業車を新車にしました。
最も大切なエコトーン部の状況をより確実に調査し、手当てを行っていくため、この度、高所作業車を導入しました。これまで作業しづらかったり人的被害を与えやすかった範囲をカバーし、より精度の高い調査、環境により優しい作業を行っていきます。